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エネルギーグローブ賞

今日、世界的に最も有名な環境賞の一つであるEnergy Globe Awardには、毎年170ヶ国以上の国々から、1400件を超えるプロジェクトが応募されています。エネルギーと共に、再生可能や無公害の資源を活用する省資源プロジェクトが地域、国、グローバルに展開しています。エネルギーグローブ賞の表彰式は全世界で開催されています。世界90ヶ国で活動する著名人 やエネルギーグローブ大使たちがエネルギーグローブの使命を支えています。エネルギーグローブの活動は世界中のメディアから注目を受けており、国際的な TV局において毎年約1,000時間の放送が行われています。エネルギーグローブは、持続可能で、どこでも適用が可能な環境ソリューションや、環境分野に 対する活発なモチベーションの啓発に世界中の注目を集めることを目標としています。

National ENERGY GLOBE Award Japan 2015

申請者: 非電化工房
非電化冷蔵庫

非電化冷蔵庫プロジェクトでは、電気や氷を使わずに食料を冷蔵する「非電化冷蔵庫」の研究開発と技術の普及促進を目指しています。現代の日本では、食品保存の方法として電気冷蔵庫が広く一般に使われ、家庭の中で最も多くの電力を消費する機器の一つとなっています(家庭内消費電力の14.2%, 2013年 資源エネルギー庁)。また、冷蔵庫に使用されている冷媒の環境への影響も懸念されています。その一方で、電気冷蔵庫の普及していない貧困国では食中毒などの問題が依然深刻です。

 

電気も氷も化学物質も使用しない非電化冷蔵庫は、その構造も非常にシンプルです。そのため、製造時の環境負荷が極めて小さく、貧困国でも低コストで製造可能です。電力の普及していない地域や、所得の低い人々でも利用することができると考えています。

 

海外でのプロジェクトでは、日本などの先進工業国で大量生産したものを輸出するのではなく、現地の起業家が、現地で手に入る材料や道具を使って非電化冷蔵庫を製造して販売するという、自立的で持続的な方法での普及を進めています。この方法であれば、仮に故障したとしても現地ですぐに修理ができますし、新しい産業や雇用の創出にもつながります。例えば、系統電力を使うことができないモンゴルの遊牧民にとって、唯一の食物である羊肉の夏場の保存は死活問題でしたので、非電化冷蔵庫は歓迎されました。現在ではモンゴルの起業家が羊1頭の原価で製造し、羊2頭の価格で販売を行っています。

 

非電化工房では、この非電化冷蔵庫のプロジェクトの他にも、除湿機、冷暖房、掃除機、調理器具など、様々な家電に代わる電気を使わない愉しい生活の道具の発明に取り組んでいます。



便利を少し捨てて生活のプロセスを愉しむ、新しい豊かさと持続可能な社会のための選択肢の提供に取り組んでいます。

副代表 藤村 研介

受賞理由
先進諸国において、冷蔵庫は家庭における消費電力の10%以上を占めています。一般的な冷蔵庫が電力網のない地域で使用されることができない一方、フロンガスや化学冷媒の使用が環境を損なっています。今年のエネルギーグローブ国別賞、日本受賞プロジェクトでは低価格で複製が可能で、電力網につながれていない地域でも使用でき、環境を保護しながら食中毒から人々を守る助けとなる、電力を必要としない冷蔵庫を開発しました。これは、人間と環境、お互いにとって有益なあり方と言えるでしょう。



Capital: Tokyo
Official language: Japanese
Total area: 377.944 km²
Population: 127.960.000
GDP/Capita/Year: $45.774
Source: Wikipedia 2012